健康効果

日本酒の酸度

日本酒の酸度は、味の骨格を造ったり、味を引き締めたりする役割があります。
酸が極端に少ないと、メリハリのない、味がぼやけたキレの悪い酒になってしまいます。
特に肉や揚げ物など脂っこい料理と酸が少ない酒とは相性がよくありません。
反対に、酸が多すぎるとくどくて重い酒になり、白身魚の刺身のような繊細な料理と合わせると酒の味の方が勝ってしまうことになります。

このような味を示すのが酸度です。
酸度が高い酒は、一般的に言って濃くて辛い印象に、酸度が低い酒は、薄くて甘い印象になります。
市販される日本酒全体の平均は1.1~1.5程度です。
この数値より高いと濃厚、低いと淡麗ということになります。

また、酸度は甘さと辛さの感じ方にも関係してきます。
というわけで、酒の味が甘いか辛いかは、日本酒度と合わせて酸度の数値によって見極めることとなります。
簡単に言うと、日本酒度がプラス10程度で酸度が1前後までであればしつこくなくソフトな味わいが特徴である「淡麗甘口」、日本酒度がプラス15以上で酸度が1.5程度まであれば、口当たりがやわらかく優しい味わいの「淡麗辛口」、日本酒度がマイナス範囲で酸度が1以上ならばコクのあるまろやかな味わいが特徴の「濃純甘口」、日本酒度がプラスで酸度が1.5以上ならコクとキレの強い「濃純辛口」になります。