健康効果

清酒製造視点の日本酒

日本酒の清酒がいつから行われていたか、というのには少なくとも平安時代には行われていたと考えられています。
慶長年間に、鴻池家の初代鴻池新右衛門が馘首した使用人が、逆恨みから醸造していた酒に灰を投げ込んで逃亡した後、その酒が濁りがなく味もよくなっていたことから、その方法を工夫して清酒を江戸に持ちこんで豪商となった、という俗説があります。
この話が広まっていたのには、いかに上方の酒が広まっていたかを示すものになるでしょう。

清酒の製造は、日本中で行われていますが、米どころ・水どころといわれている地域では特に盛んに行われているといえます。
新潟県では「500万石」と喩えられるほどの恵まれた酒米を磨き、まろやかな軟水、雪国ならではの低温で仕込まれ、きめ細かい味わいとなっています。
石川県は昔から「加賀の菊酒」として知られ、「白山清酒」はWTOの産地指定を受けています。

奈良県は清酒発祥の地のひとつといわれており、古くから酒作りが行われてきました。
岩手県や宮城県、秋田県といった東北地方では、米どころ、かつ水どころ、四季のメリハリの利いている風土を生かした清酒作りが各県で行われています。
栃木県や山梨県、静岡県、富山県といった名水で知られる地域でもまろやかな風味とすっきりとした飲み応えのある清酒作りが盛んに行われています。